私が結婚式場を探し始めた頃に最初に驚いたのは、式場に色々種類があるという事でした。
結婚式場は結婚式場でしょ?と思っていたのですが、実はホテルなどの複合施設や、結婚式だけを専門に取り扱う会場など色々な種類があるのです。
式場選びの前知識として欠かせない結婚式場の種類について今回はまとめてみました。
種類で結婚式場を選ぶことは少ないかもしれませんが、知っておいて損はないですよ。
INDEX
みんなはどこで結婚式をした?一番人気はホテルウェディング
先輩花嫁さんはどこの結婚式場で式を挙げたのかアンケートを行ったところ、「ホテル」が48.3%と半数近くに上りました。
格式が高く親や親戚の評判も高い点が人気のポイントです。
ホテルは結婚式場以外の施設も揃っていますし、いざという時の安心感があります。
「どこで結婚式を挙げましたか?」
・ホテル:48.3%
・専門式場,神社:25%
・レストラン:15.1%
・ゲストハウス:11.6%
回答者:283人
マイナビウェディング調べ
結婚式場の種類は?どんなものがあるの?
結婚式場の種類にはどんなものがあるのでしょうか。
気になる費用と共に特徴をまとめてみました。
平均費用は楽天ウェディングのアンケートを参考にしています。
- ホテルウェディング
- 専門式場
- ゲストハウス
- レストランウェディング
- お寺
- 神社
- 自宅
ホテルウェディング
●平均費用:330万円(70~80人)
ホテルには結婚式場だけでなく、宿泊施設や宴会場、会議室など充実した施設があります。
結婚式の前後に宿泊することも可能ですし、結婚式が終わった後も気軽に利用できるのが嬉しいところです。
ホテルのスタッフは、ベテランも多いので安心して任せることができるでしょう。年配の御親族からの信頼も厚いのがホテルウェディングです。
・結婚式場
・レストラン
・宴会場
・フォトスタジオ
・美容室、エステ
・衣装のレンタルショップ
・アクセサリーショップ
・宿泊施設
・温泉、岩盤浴 …etc
ホテルウェディングで挙式した先輩花嫁さんの口コミ
・ゲストの参加しやすさを重視した
・年配のゲストに配慮して格式の高いホテルを選んだ
・歴史や実績があるので安心感がある
・結婚式が終わっても2人の思い出の場所として時々遊びに行く
専門式場
●平均:306万円(70人~80人)
「結婚式を専門的に取り扱う施設」が専門式場です。
結婚式に特化しており、当日動きやすいように建物の設計が工夫してあったり、設備が充実しています。
スタッフも結婚式の専門家なので、ノウハウも蓄積されています。
スタッフの方は様々な結婚式の事例を知っているので、困ったときは相談してみると良いでしょう。
専門式場で挙式した先輩花嫁さんの口コミ
・建物の雰囲気がオシャレ
・スタッフさんのレベルが高い
・プランナーさんがいろいろ提案してくれて満足のいく結婚式ができた
・高級感があり親にも喜ばれそうだった
ゲストハウス
●平均:370万円(70~80人)
専門式場から派生して進化したのがゲストハウスです。
簡易宿泊施設やシェアハウスのこともゲストハウスと呼びますが、結婚式場の名前で利用されるゲストハウスは邸宅型式場のことを指します。
式場探しを始めるまでは、ゲストハウスの存在を知らなかった人も多いのではないでしょうか。比較的新しいタイプの式場です。
ゲストハウスのコンセプトとしては、豪華な邸宅や別荘などをまるごと貸しきりにして、ゲストを招待するという形です。
貸切なので施設を気兼ねなく自由に使うことができ、アットホームな雰囲気の式を挙げることができます。
ゲストハウスで挙式した先輩花嫁さんの口コミ
・全体的にオシャレで非日常的な空間
・貸切なので他の利用者と顔合わせすることがない
・広いスペースを自分の好きなように装飾できる
レストランウェディング
●平均:260万円(70~80人)
結婚式をあげるのは式場でだけとは限りません。
レストランでも結婚式が挙げられます。
カジュアルな雰囲気で結婚式が挙げられるレストランウェディングは、少人数結婚式から1.5次会まで幅広く利用されています。
レストランウエディングの最大の特徴は料理です。
レストランウェディングは料理に力を入れているので、来てくれたゲストの皆さんとおいしい料理を楽しむことができます。
また値段もリーズナブルなことが多く、レストランでのウェディングはゲストとの距離が近いアットホームな雰囲気です。
カジュアルなものから豪華なものまでスタイルに合わせて選ぶことができます。
レストランで挙式した先輩花嫁さんの口コミ
・ゲストに喜んでもらうにはやっぱり美味しい食事が一番
・カジュアルな感じが気に入って選んだ
・ゲストの評判がよかった
お寺
●平均費用:20万円(挙式のみ)
お寺で行う結婚式は仏前式のタイプになります。
仏前式は、ご先祖様や家族に結婚を報告し、2人を巡り会わせてくれたことに感謝をするという考えに基づいて行われます。家の絆を感じられる結婚式です。
ただし、現状では仏前式を挙げる人は少なく、お寺関係者のみ行われているようです。
神社
●平均費用:10万円(挙式のみ)
大正天皇の結婚式から始まった神前式は、かつての主流の挙式です。
一昔前は結婚式というと神社で行うものというイメージでした。
現在でも和婚ブームから神社の挙式は人気がありますね。
神前式は両家を結びつけるという考えに基づいて執り行われます。
三三九度や玉串奉奠などの日本的な儀式が取り入れられています。
これらは伝統的な様式ですが、キリスト教式がメジャーとなった最近では原点に帰るという意味で再び注目され始めているようです。
自宅
●平均費用:50万円(個人差が大きい)
現在では結婚式場で挙式するケースが大半ですが、昔の日本では自宅にゲストを招いて結婚式をする形が一般的でした。
よく昔のドラマなどを見ていると、自宅で祝言を挙げるシーンなどがありますね。
一部の地域ではまだ自宅での結婚式の伝統が残っている所もあります。
自宅での結婚式はゼロから自分たちで準備を行う形になります。
最近ではウェディングプロデュース会社に依頼するという方法もありますし、家族や友人と協力しながら作り上げてゆくのも良いでしょう。
式場の種類ごとの費用と特徴をグラフでまとめてみました
式場の種類別費用
「式場の種類別平均費用目安」
※単位:万円
平均費用が一番大きいのはゲストハウスになります。ゲストハウス、ホテル、専門式場は、やはりそこで挙式する人も多く、平均費用がどれも300万円台と若干高めな感じです。
レストランウェディングは上記の3つに比べると100万円程割安です。少し節約したい場合はレストランウェディングを検討してみるのも良いかもしれません。
お寺、神社は挙式費用だけの見積もりですが、10~20万円と他の式場に比べてかなりお得です。宗教的な部分で特に問題がなければ選択肢に入れてもよさそうです。
また自宅でのウェディングは、費用に個人差があります。拘るポイントを押さえていけば、かなり節約することも出来そうです。
結婚式場の種類ごとの特徴
式場の種類ごとに主な特徴(費用、挙式スタイル、衣装、貸切)をまとめてみました。例外がある場合もあります。
こうしてみるとそれぞれ特徴のあることが分かりますね。
費用 | 挙式スタイル | 衣装 | 貸切 | |
ホテル | △ | 教会式、神前式、人前式 | ドレス、和装 | × |
専門式場 | △ | 教会式、神前式、人前式 | ドレス、和装 | △ |
ゲストハウス | △ | 教会式、人前式 | ドレス、和装 | ○ |
レストラン | ○ | 人前式 | ドレス、和装 | △ |
お寺 | ◎ | 仏前式 | 和装 | × |
神社 | ◎ | 神前式 | 和装 | × |
自宅 | ◎ | 人前式 | ドレス、和装 | ◎ |
ちなみにゲストハウスとホテル、ゲストハウスと専門式場については、立ち位置があいまいな式場もあるため迷ってしまいがちです。
両者の違いもそれぞれ記事にまとめましたので、参考にしてみて下さい。
結局どの種類の式場がいい?式場の探し方
結婚式場の種類を幾つかご紹介していきました。え、こんなにあるの??と思われた方もいるかもしれません。
個人的には、はじめのうちは結婚式場の種類にこだわることはないと思います。
まずは遊びに行くつもりで色々ブライダルフェアに行ってみるのがお勧めです。
そのうち式場の種類の区別がつくようになってきますので、そうしたら自分に合う種類を絞り込むのが良いのでしょう。
始めは偏見を持たずに色々見て回るのがお勧めですよ。
ブライダルフェアの予約は式場検索サイトがお勧め
ブライダルフェアを予約するには、結婚式場の検索サイトを通すのがお得です。
独自の割引で最大150万以上も結婚式費用を節約できますし、ブライダルフェアに行くことで3万円以上の商品券ももらえます。
式場探しをするときは、是非こういったお得なキャンペーンを利用すると良いですよ。
割引額やもらえる商品券が多くてダントツにお勧めのサイトは、マイナビウェディングとハナユメです。
結婚式費用を安くしたい方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
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