結婚式の日取りでは、六曜の仏滅を気にする人が多いですが、同じように赤口を気にする人もわりといらっしゃいます。
赤口の結婚式は縁起が悪いのか、また仏滅との違いや赤口の結婚式は費用の割引などがあるのか、といった気になるところを徹底的に調べてみました。
INDEX
赤口とは
赤口とは六曜の中の1つで、陰陽の中の赤舌日が由来です。
陰陽道によると羅刹神という鬼神が人々を煩わせるので、凶とされています。
また赤色が刃物や死を表すため縁起がよくないという説も。
一般的にはあまりよくない日のため何事も避けたほうが無難とされています。
赤口の結婚式ってどうなの?
基本的にあまり縁起がよくないとされる赤口ですが、時間帯によっては吉とされています。
吉とされる時間は午前11時ごろから午後1時ごろまでです。
ですので、お昼前後の時間帯であれば縁起が良いといえます。
仏滅とはどう違う?
赤口はあまり縁起がよくないということでよく仏滅と比較されます。
この2つを比較してみると、仏滅のほうに抵抗感を持っている人の方が多いです。
地域によっては仏滅は避けるけれども、赤口では特に抵抗もなく結婚式を挙げることが多いです。
どちらかというと仏滅の方が避けたいという感じですね。
赤口の結婚式の挙式数は3番目に多い
実は意外かもしれませんが、赤口の結婚式の挙式数はわりと多いのです。
先輩花嫁さんへのアンケート調査によると、自分が挙式した日取りとして3番目に挙げられたのが赤口でした。
先勝や先負より件数が勝っているのが意外ですね。
●六曜別挙式した件数TOP3(ゼクシィ結婚トレンド調査2016調べ)
六曜別挙式した件数TOP3(ゼクシィ結婚トレンド調査2016調べ)
1位:大安 21.4パーセント
2位:友引 13.1パーセント
3位:赤口 11.8パーセント
赤口などの六曜は、自分自身と近い親族が気にしなければ、そこまで気にする必要はない
私自身の意見となりますが、六曜などの吉凶は自分自身や近い親族が気にならなければそんなに気にする必要はないと思います。
参加するゲストはほとんど六曜を気にしていない
六曜で日取りを決めないと世間体が悪い、などと言われますが実際そうでしょうか。
ほかの人の結婚式にゲストとして出席する際に、六曜をわざわざ調べて行く人は少数派の気がします。
私も結婚式に出席する際に六曜を調べたことはありませんし、
「〇〇さんの結婚式、日取りが赤口なんだって!縁起悪いよね」
なんてゲスト同士で会話が繰り広げられることもおそらくないでしょう。
(むしろあったらいやですね)
自分の結婚式の六曜を覚えていない人は5人に1人
こんなデータもあります。
先輩花嫁さんのアンケート調査によると、自分自身の挙式日の六曜を覚えていない人が22パーセントでした。(ゼクシィ結婚トレンド調査2016調べ)
22%と約5人に1人の割合です。
自分の結婚式の六曜を気にしない人がこれだけいるのであれば、ほかの人の結婚式の六曜はさらに気にしていないでしょう。
六曜に関して言えば世間体やほかの人の目というのはそれほど気にしなくて良いと思います。
六曜を知らない若い世代が増えてきたこともありますし、思う以上にほかの人は、そんなにみていないものです。
大事なのは自分自身や自分と近い親族の気持ち
六曜を考える上で、一番大切なのは自分自身や自分と近い親族などの結婚式を当事者と捉えられる人たちの気持ちです。
仏滅や赤口は縁起が悪いし、結婚式にケチが付きそうと感じるのであれば、避けるべきです。
気持ちを押し切ってしまうと、後々何かある折に思い出して後悔することになります。
逆に、特に六曜は気にしていないし費用が安くなるならそっちを優先したいのであれば、そうするべきです。
世間体という見えないものではなく、大切にするべきは自分自身の気持ちや自分に近い親族の考え方です。
赤口は割引があってお得!結婚式場の赤口の割引を賢く使う
赤口の結婚式は仏滅と同じように割引制度を設けている結婚式場があります。
仏滅ほどではないですが、やはり赤口ということで費用も安く提供されます。
ただ調べてみたところ、仏滅割引がある式場でも赤口割引はないなど、仏滅の割引制度に比べると数は少ない印象です。
どうせ赤口に結婚式を挙げるのであれば、費用は割引されたほうが嬉しいですよね。
結婚式場に割引がされないか確かめてみて、もし割引制度がないのであれば自分から費用交渉するなどをしてもよいでしょう。
赤口の割引制度はあり!ただし仏滅割引に比べると赤口の割引制度がある式場は少なめ。
写真や映像スタジオでも赤口の割引あり
仏滅や赤口で割引がされるのは結婚式場だけではありません。
結婚式に関連する写真や映像のスタジオでも赤口の割引があります。
お客さんの数が減るのを防ぐため費用を安く提供しているのですね。
赤口や仏滅で結婚式を挙げるなら、こうした割引制度を徹底的に利用していきましょう。
まとめ/日取りを決めるには、自分自身や近い親族の気持ちが大切!事前に意向を確認しよう
お日柄については、やはり二人自身や近い親戚の意向が大切です。
そして、その意向はなるべく早い段階で確認しておきましょう。
少なくともブライダルフェアや式場見学に参加する前に、お日柄をどれだけ重視するかについて、彼氏や親族と合意を取っておく方が良いでしょう。
後からお日柄が気になる、などと言われるとせっかく決めた日程を変更することになりかねません。
日数が過ぎているとキャンセル料が発生することもあります。
そんな事態にならないために、事前に意向をしっかりと確認しましょう。
お日柄に関して確認したらブライダルフェアへ行こう!
お日柄をどれだけ重視するかについて合意が取れたら、いよいよブライダルフェアや式場見学に行ってみましょう。
ブライダルフェアや式場見学の予約には、結婚情報サイトが便利です。
予約することで、商品券やポイントがもらえるキャンペーンも行なっていてお得ですよ。
是非、結婚情報サイトを使って賢く節約しながら式場探してみてください。