上司に結婚報告する時のマナーや流れをご紹介します。
社会人として会社での報告はしっかり行いたいもの。
マナーや注意することを事前にしっかりと確認して、スムーズに上司に結婚を報告していきましょう。
会社の朝礼スピーチの例文もまとめてありますので参考にして下さい。
INDEX
上司に結婚報告をする時の流れを確認
まずは上司に結婚報告をする時の流れを見てみましょう。
- 上司にメールでアポイントを取るか、「少しお話があるのですが」と切り出す
- 静かに話の出来る場所に移動する
- 結婚の報告をする
- 結婚休暇の取得予定や仕事を続けるかどうかの意向を話す
1.上司にメールでアポイントを取るか、「少しお話があるのですが」と切り出す
まずは上司に報告をするための段取りをします。
メールでアポイントをとっておくか、上司が空いていそうな時間に「少しお話があるのですが」と直接切り出します。
2.静かに話の出来る場所に移動する
結婚の報告をする場合は、同僚がいるオフィスよりも上司と2人で話の出来る静かな場所が良いでしょう。
ミーティングスペース等に移動します。
3.結婚の報告をする
「このたび結婚することになりました」と結婚を報告します。
相手について事細かに伝える必要はないですが、職場結婚の場合は〇〇部の〇〇さんですと知らせておきましょう。
4.結婚休暇の取得予定や仕事を続けるかどうかの意向を話す
部下の結婚に関して上司が一番気になるところは、仕事を続けるかどうかや結婚休暇のスケジュールです。
業務の予定と併せながら今後のことに相談していきましょう。
上司に結婚報告を切り出す時間帯はいつ?
上司に結婚報告をする時間帯はいつが良いのでしょうか。
これは特に決まりはありませんが、基本的には上司が忙しくない時間帯にしましょう。
この辺は会社によっても変わってきますね。
いつも忙しそうな上司の場合は、お昼休みに声をかけるとか、あらかじめメールでアポイント取っておくなど工夫をします。
職場や会社全体への結婚報告はいつ行う?
上司に報告をしたら次は同僚など周囲の人にも報告をします。
職場や会社への結婚報告は、業務に影響する場合や名前変更、扶養などの手続きがある場合は結婚する3ヶ月前には連絡をしましょう。
会社の業務規定によっても異なると思いますが、私の周囲の場合は半年前くらいに報告してる人が多かったです。
ある程度結婚が固まった状態で上司に報告し、その後周囲に報告するという流れです。
上司に結婚を報告する際のマナー
上司に報告する時にはマナーに気を付けましょう。
注意することをまとめました。
普段お世話になっている上司だからこそ、マナーを守って伝えましょう。
結婚式の予定に関するマナー
結婚式に招待する場合は、出席してほしいという旨と日程、会場を伝えます。
「〇月〇日に〇〇で挙式予定です。〇〇部長にもぜひご出席いただければと思います」
また、主賓のスピーチは正式に決まってから依頼をします。
結婚式に招待しない場合は、具体的な日時などは言わなくても大丈夫です。
「親族のみで行いますので」
など招待しない理由をいいましょう。
今後の仕事についてのマナー
結婚後に仕事を続けるのか、それとも寿退職をするのかを上司に伝えます。
退職する場合、一般的に3ヶ月前には報告が必要です。
退職前の報告に関しては社内規定に記載されていることが多いので、最低何ヶ月前に連絡すべきなのか確認しておきましょう。
仕事を続ける場合は、「結婚しても仕事は今まで通り続けさせていただきますので、よろしくお願い致します」と伝えておきましょう。
また続ける場合でも、結婚休暇に関しては今後の業務の予定と照らし合わせながら上司と相談しましょう。
「休暇中はご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします」と一言添えておくと好印象です。
結婚式の日取りはなるべく上司が忙しい時期を避ける
上司を結婚式に招待する場合、結婚式の日取りは、忙しい時期をなるべく避けます。
例えば、決算前、納期前、プロジェクトの締め切り前などあらかじめ忙しい時期が分かっていればそこを外します。
以前私の会社でも、結婚式と上司が忙しい時期がたまたまかぶった同僚がいました。
その時招待された上司は、午前中は休日出勤をして、午後は会社から直接結婚式場に向かい、その後会社に戻ってくるというなかなかハードなスケジュールだったみたいです。
突発的に忙しくなるのは予測できないので仕方がないですが、あらかじめこの時期は忙しいというのがわかっているなら、そこは外して結婚式の日程を組みましょう。
結婚報告を朝礼で行う時の例文
会社での結婚報告を朝礼で行う場合もありますね。
朝礼での結婚報告が慣習となっている会社の場合は、あらかじめどんな挨拶をするか考えておきましょう。
例文をご紹介します。
朝礼での結婚報告 例文1
〇月に結婚をすることとなりました。
結婚後も変わらず仕事を続けて行く予定です。
これからは家庭を持つ身として、より一層仕事に励みたいと思いますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
朝礼での結婚報告 例文2
この度〇月に結婚することとなりました。
つきましては、〇月末をもちまして退職することとなります。
入社して〇年間、皆様の温かいご指導のおかげで仕事を続けていくことができました。
仕事で得た経験を生かして、これからは幸せな家庭を築き上げたいと思います。
今まで本当にお世話になり、ありがとうございました。
会社にもよりますが、基本的にはあまり長くならないように簡潔にまとめておくのが良いでしょう。
上司に結婚を伝える時のよくあるQ&A
上司に結婚を伝えるときのよくある質問もチェックしてみましょう。
メールで報告してもよい?
上司への報告は今後のことを話し合う必要もあるため、なるべく口頭で行いましょう。
アポイントをメールで取るのはオッケーです。
ただし上司が忙しくてなかなか捕まらない場合は、待っていても時間が過ぎるだけなので、メールで連絡しましょう。
結婚を報告するのは入籍後でもよい?
結婚後も仕事を続ける場合は、退職や扶養の手続きなども発生しないので入籍後の報告でも大丈夫です。
ただし結婚休暇を取る予定がある場合は、早めに伝えておきましょう。
また結婚後苗字が変わる場合もあらかじめアナウンスしておくと良いです。
社内結婚の場合は上司にどう伝える?
社内での結婚の場合は、上司に相手のことも伝えましょう。
できれば、2人でお互いの上司に挨拶に行くと丁寧です。
ちなみに、社内規定で社内の恋愛が禁止されている場合や、慣習として結婚をするとどちらかが異動になるという会社もあるようです。
上司に報告する前に社内規定の確認は必ずしましょう。
上司への結婚報告は一番初めに/結婚や今後の働き方の予定も固まってから報告する
上司への結婚報告で気を付けることは、同僚への報告よりも先にすることです。
また、今後の働き方の予定や休暇取得のスケジュールなども合わせて伝えたいので、予め配偶者(婚約者)と相談しておきましょう。
基本的にマナーを守って配慮を忘れなければ、上司も快く結婚を祝福してくれるはずです。
後回しにせずに、早めに伝えていきましょう。