結婚式を盛り上げるのに演出、余興は欠かせません。
演出の種類はたくさんありますが、口コミ評価を参考に人気の演出、不評の演出をご紹介します。
また演出を取り入れる際に気をつけることもまとめましたので参考にしてみてくださいね。
余興を取り入れて楽しい結婚式にしよう〜♪
INDEX
結婚式の演出、余興とは?
結婚式の演出、余興とは、挙式や披露宴の時に行うスピーチやパフォーマンスのことです。
例えば一昔前だと結婚式でよく歌われていた「てんとう虫のサンバ」、あれも演出ですね。
結婚式の演出は、結婚式を盛り上げてくれますので効果的に取り入れて行くと良いです。
結婚式で人気の演出/挙式時と披露宴時に分けてみてみよう!
ほかの人は結婚式でどんな演奏したのか?というのは気になるところではないでしょうか。
私も準備をしていたときは、ほかの人の結婚式の演出事例をよく見ていました。
勉強になりますし、個性的なアイディアが面白いものなど見ていて楽しいです。
今回は先輩花嫁さんのアンケートから、口コミで人気上位10位までの演出をご紹介します。
挙式時の人気の演出
まずは挙式する際に行われる演出です。
フラワーシャワーやブーケトスなど憧れのシチュエーションも含まれますね。
それでは口コミで人気上位の演出を見てみましょう。
●挙式時の演出ベスト3(ゼクシィ結婚トレンド調査2016調べ)
挙式時の演出
1位、親からベールダウンをしてもらう:67パーセント
2位、フラワーシャワー、ライスシャワー:60.7パーセント
3位、ブーケトス、ブーケプルズ:37.9パーセント
4位、挙式時の音楽、BGMを自分たちで選ぶ:37パーセント
5位、挙式のテーマやコンセプトを決める:23.6パーセント
6位、ゲストの子供にリングボーイ、フラワーガールなどを務めてもらう:28.7パーセント
7位、自然光や照明などを利用した光の演出:17.4パーセント
8位、結婚宣言の文面を自分たちで作る:17.2パーセント
9位、神前式で親や親族以外の友人知人にも列席してもらう:11.8パーセント
10位、海や森、公園など自然に囲まれた場所でセレモニーを行う:9.2パーセント
上位に上がったのは王道の3種類という感じですね。
特に1位のベールダウンや、2位のフラワーシャワー、ライスシャワーは行う人の割合も多いです。
3位のブーケトス、ブーケプルズは人気の演出ですが、ゲストの顔ぶれ(未婚女性が少ない、など)によっては避ける方もいるようです。
披露宴時の人気の演出
次は披露宴の際の演出です。
披露宴の演出は本当に個性豊かで花嫁花婿さんによって違ってきますが、口コミで人気の演出はやはり定番のもののようです。
早速見ていきましょう。
●披露宴時の演出ベスト3(ゼクシィ結婚トレンド調査2016調べ)
披露宴時の演出
1位、ファーストバイト:76.7パーセント
2位、生い立ち紹介などを映像演出で行う:76.5パーセント
3位、花嫁の手紙を読む:75.3パーセント
4位、装花を持ち帰れるようにする:72.6パーセント
5位、BGMのジャンルを問わず好きな曲で選ぶ:70.4パーセント
6位、テーブルごとに撮影:70.1パーセント
7位、親に花束を贈呈する:64.3パーセント
8位、入退場の際に親や親族知人にエスコートしてもらう:61.5パーセント
9位、招待客一人一人にメッセージを書く:60.5パーセント
10位、プロフィールパンフレットを作る(自己紹介や自分たちの経歴、生い立ちなど):58.6パーセント
1位に挙げられたのはファーストバイトでした。
私は行わなかったのですが、確かに周りでも行ってる人が多く盛り上がる演出です。
ちなみにファーストバイトには意味があり、
新郎からは「一生食べるものに困らせない」
新婦からは「一生おいしいものを作ってあげる」
という意味が込められています。
2位は生い立ち紹介等の映像の演出ですね。
これがあると、ゲストの人にも2人の生い立ちやプロフィールがよくわかりますし、新郎新婦らしい結婚式にすることができます。
3位の花嫁の手紙は最近定番になりつつありますね。
花嫁の手紙を聞いて、思わずうるっと涙してしまうゲストさんも多いようです。
親御さんからしてみても一生の記念になりますね。
親へのギフト贈呈はおすすめ/行う人はなんと9割
2つのシチュエーションでの演出をご紹介しましたが、それとはまた別に注目すべき演出として親へのギフト贈呈が挙げられます。
日頃の感謝の気持ちを親へ伝える大切な場面ですね。
この親へのギフト贈呈を行う人は90パーセントにもなります。
ギフトには花束も含まれます。
(ゼクシィ結婚トレンド調査2016調べ)
大多数の方が、親へのギフト贈呈を行うようですね。
親へ改まって感謝の気持ちを伝える場面はなかなか無いですし、せっかくの機会なので親へのギフト贈呈を結婚式に取り入れてみてはいかがでしょうか。
結婚式の中で親が嬉しそうにしていたこと1位はギフト贈呈
実はこのようなデータもあります。
結婚式の準備から本番の結婚式の中で親が嬉しそうにしていたことを先輩花嫁さんたちにアンケート調査してみました。
その結果、1位に親にサプライズでプレゼントや演出を行った事というのが挙げられました。
●結婚式の準備から当日を通じて親が嬉しそうにしていたことはなんですか?(ゼクシィ結婚トレンド調査2016調べ)
結婚式の準備から当日を通じて親がう嬉しそうにしていたことはなんですか?
1位、親にサプライズでプレゼントや演出を行った事:48パーセント
1位、ドレス、衣装を親と一緒に選んだこと:48パーセント
3位、社会人として成長した自分を見てもらえたこと:34パーセント
やはり親にとっても、子供からこのように感謝の気持ちを表されるというのは嬉しいことのようです。
ちなみに、なかにはサプライズが苦手な親御さんもいるため、サプライズを行う場合は親の性格などを考えた上で行うと良いでしょう。
結婚式で不評の演出
口コミ評価を見ていると残念ながら不評の演出もあります。
せっかく演出を取り入れるなら不評になるものは嫌ですよね。
どんな演出が不評なのか見ていきましょう。
内輪ネタが多い演出
口コミ評価を見ていると、その中であまり評判が良くないのは内輪ネタが多い演出です。
内輪ネタが多いと他のゲストが入っていけず取り残されたような気がしてしまうのが理由でしょうね。
結婚式は思い出を振り返ってつい懐かしくなってしまう場なので多少の内輪ネタは仕方ないですが、なるべくゲスト全員が楽しめるような内容を心がけると親切でしょうね。
ゲストの負担が大きい演出
ゲストの負担が大きくなってしまう演出も不評がちらほら見られました。
例えば演出のために長時間の練習が必要だったり、準備の時間が取られたり、持ち出しの費用が発生したりなど。
もちろん喜んで行ってくれるゲストが多いですが、中には忙しかったりの理由で負担を避けたいゲストもいます。
演出のためにゲストに負担がかかりすぎないか?という点は注意ですね。
待ち時間の長い演出
せっかくの楽しい演出でも待ち時間が長いと不満に感じてしまうゲストもいます。
例えばみんなでバルーンを飛ばす演出で、風船を渡すのにもたついて待ち時間が長くなってしまうとイライラしてしまうゲストもいます。
屋外の演出ですごく暑かったり寒かったりしたらなおさらですね。
演出の待ち時間については、結婚式場のスタッフの動きも関係するのでスムーズに行えるよう打ち合わせで良く確認しておくのが大切です。
演出への感想は人それぞれなので、ゲスト全員が満足する演出は難しいかもしれません。
ですがせっかく結婚式に参加してくれたゲストなのでなるべく楽しんでもらいたいものです。
上でご紹介した不評な演出は全員に当てはまるものではないのですが、こういう例もあると参考にしてみてください。
演出をするときの注意点
演出を取り入れるときはいくつか注意点があります。
ご紹介していきましょう。
演出ではゲストの負担を考える
演出の内容によっては参加するゲストにとって負担になってしまうこともあります。
例えば結婚式の演出の準備が大変だったという声をゲストから聞くことがあります。
準備が大変な映像制作や、練習が必要なパフォーマンスなどは、ゲストに負担がかかることがあります。
準備をお願いする場合は、ゲストに負担がかからないように充分配慮してからお願いするのが良いでしょう。
また結婚式で突然スピーチを頼むなどゲスト参加型の演出がありますが、これに関しても賛否両論です。
ゲストのなかには人前が苦手な人もいますので、突然マイクを向けられると何を話していいか分からず、結婚式だから気の利いたことを言おうと思うとますます緊張してしまいます。
スピーチを頼む場合はやはり事前に承諾を得る方が良いでしょう。
内輪で盛り上がりすぎてゲストを取り残さないようにする
結婚式に参加したゲストの体験談としてたまに聞くのが、新郎新婦の内輪だけで盛り上がってしまって、ついていけなかったということです。
内部の人だけがわかる内容だと他の人は取り残されてしまいます。
演出を入れる際は、ゲストの人みんなが楽しめる内容にしましょう。
演出を詰め込みすぎると逆に不評
演出はゲストみんなが楽しめるものですが、あまり詰め込みすぎると逆に不評なようです。
というのも演出があると、新郎新婦に挨拶にいったり話しかけたりできなくなるからです。
やはりせっかく結婚式に来たのなら、一言でも会話を交わしリ、写真を撮ったりしたいものです。
演出の間には歓談の時間を設けるなどして、ゲストが自由に過ごせる時間を作ってあげるのがお勧めです。
先輩花嫁さんたちが演出のときに気をつけたこと
次はデータで先輩花嫁さんたちが演出をする際に気をつけた事を見てみましょう。
アンケート調査によると演出時に気をつけたこととした挙げられた回答は以下のようなものでした。
●演出をする際に気をつけたことはなんですか(ゼクシィ結婚トレンド調査2016調べ)
演出をする際に気をつけたことはなんですか
アットホームなムードになること:65.8パーセント
自分らしさを表現できること:55.5パーセント
自分たちの気持ちがゲストに伝わるようにすること:45.2パーセント
ゲストを退屈させないこと:43.9パーセント
ゲストも参加できるようにすること:27.8パーセント
アットホームな雰囲気になるように配慮している新郎新婦が多いですね。
アットホームな雰囲気にするには、ゲストと触れ合う演出を多く取り入れるなど工夫ができそうです。
自分らしさを大切にしている方も次に多いですね。
自分たちの生い立ちやプロフィールなどを紹介する映像、パンフレットづくりはとても人気があります。
自分たちの気持ちがゲストに伝わるように、というのも大切なところです。
ゲストに寄り添った演出を心がければ、きっとゲストにも気持ちが伝わるはずです。
人気の演出、不評の演出を知って、ゲストと一緒に楽しめる結婚式にしよう!!
結婚式を盛り上げたいのであれば、基本的に演出はゲストに寄り添って行うのがよいです。
ゲストが楽しめる、喜ぶ内容を選んでいきましょう。
ゲスト目線に立っていろいろと考えてみれば、きっとゲストも喜ぶ素敵な演出になりますよ。
是非楽しい演出をとりいれて素敵な結婚式にしてください。