結婚をお披露目する場として開催される親族のみのお食事会。
堅苦しくなくアットホームな雰囲で人気がありますし、一般的な披露宴より費用面でお得なことも。
最近では親族のみのお食事会プランを提供している式場も多いんですよ。
そんな親族のみのお食事会の費用目安やメリット等まとめてみました。
INDEX
親族のみのお食事会ってどんな感じ?
一般的な挙式+披露宴だと、ゲストを大勢招いてセレモニー的に行われますね。
一方親族のみのお食事会はそれよりも規模が小さくなります。
参加されるゲストも親族だけとなりますし、極々内輪の親睦会という感じです。
もともと結婚式を挙げるのは
- 親や親族へ感謝の気持ちを伝えたい
- パートナーをお披露目したい
という理由の花嫁さんが多いです。
親族のみのお食事会はどちらも満たすことのできる、かなり効率的なやり方かもしれません。
実施する人の割合はどれくらい?
親族のみのお食事会を結婚するタイミングで実施する人の割合はどれくらいなのでしょうか。
データがあるので見てみましょう。
結婚総合意識調査(リクルートブライダル総研調べ)によると全体のうち、親族のみのお食事会を実施した割合は15.5パーセントになりました。
まぁまぁ行ってる人が多いという感じですね。
お食事会を行った理由は?
親族のみのお食事会を行った理由も気になるところですね。
概ね以下のような理由が多いです。
親族のみのお食事会を行った理由
- 結婚式は挙げないけれど、家族の顔合わせの場として設けたい
- おめでた婚なのでなるべく負担を減らした形にしたい
- 海外や 遠方で挙式を行ったので、地元での報告の場を設けたい
結婚式を挙げない方や、すでに遠方で挙式をされた方でも、親族にお披露目をする場を開く方が多いですね。
やはり結婚式という節目にはお食事会など何らかのお披露目の場をもうけるという方が圧倒的です。
今後の親戚付き合いなども考え、あらかじめ顔をしておいてもらったほうがよいと考える人が多いようです。
またお食事会の開催は準備の負担も少ないので、お急ぎの方や妊娠中の方にも人気があります。
なるべく打ち合わせをの回数を少なくしたり、自宅で打ち合わせができるようなプランもあります。
打ち合わせが少ないのは負担が軽くなるので良いですね。
費用目安は?
お食事会の費用は人数や料理のレベルにもよりますが、目安として10~20人で20~40万円程かかります。
純粋に食事だけを楽しむ会であれば、ゲスト単価は2万円前後で収まるでしょう。
ゲスト単価とは
- 結婚式にかかる費用をゲストの人数で割った金額のことです。
- 一般的な挙式+披露宴ではゲスト単価は3万円から4万円くらいになります。
お食事だけではなく、衣装を追加したり、引き出物を用意したり、挙式を行うのなら費用も上がってきます。
またお食事会結婚式の注意点として、ゲストの人数が少ない分もらえるご祝儀も少なくなります。
新郎新婦が負担率は、普通の結婚式に比べるとどうしても上がってしまうので注意しましょう。
とは言っても総額は普通の結婚式に比べて小さいんですけどね。
料理と引き出物をレベルアップする人も多い
さらに、親族のみの結婚式の場合は、新郎新婦は料理や引き出物を奮発する傾向にあります。
ご祝儀平均の3万円を超える料理+引き出物を用意する方もわりといますね。
用意する数が少ないのと、近しい親戚の人にはよいものをという気持ちが働くのでついつい奮発してしまうのだと思います。
親族のみのお食事会のメリット
親族のみのお食事会。
費用面だけでなくいろいろメリットが大きそうですね。
実は筆者も最近親族のみのお食事会に参加してきました。
その時の感想も踏まえメリットを見ていきたいと思います。
- ゲストと話す時間がたくさん取れる
- ゲスト同士の距離が近い
- セレモニー的なところがなくアットホームな雰囲気
- 準備の負担が少ない
- 金額が安く抑えられる
ゲストと話す時間がたくさん取れる
個人的に親族のみのお食事会の一番のメリットとなるのがゲストと話す時間がたくさん取れることだと思います。
普通の披露宴だと高砂までゲストが行かないとお話できないですし、時間も限られています。
でもせっかくお祝いに来たのだから、ゲストは新郎新婦さんとお話ししたいんですよね。
その点、人数の少ないお食事会だとたっぷりお話しする時間が取れます。
ゲスト同士の距離が近い
親族のみの結婚式の場合は、長テーブルが使われることが多いです。
つまり、1つのテーブルに両家の全員が着席するということですね。
ゲスト同士の距離も近いです。
せっかくの機会ですので、自己紹介タイムなど打ち解けやすくなる演出を入れるのがお勧めです。
セレモニー的なところがなくアットホームな雰囲気
結婚式を挙げない理由としてよく聞くのが、セレモニー的なものが苦手というものです。
確かにゲストを大勢呼んでの結婚式は仰々しい感じがしますものね。
お食事会は少人数ですし、アットホームな雰囲気になるので、セレモニーが苦手な方でも安心ができます。
準備の負担が少ない
一般的な結婚式の場合は結婚式場と何度も打ち合わせをしたり、持ち込みの手配をしたり、手作りをする場合は休日返上で取り組んだりなど中々忙しいです。
お食事会結婚式の場合はこういった準備の負担が軽くなります。
そのため忙しい人や妊娠中の方などにもオススメできます。
金額が安く抑えられる
挙式+披露宴に比べるとお食事会は金額が安く抑えられます。
費用目安を比較してみましょう。
・挙式+披露宴:約350万円
・お食事会:約20万円から40万円
金額のところだけ見ると、お食事会の方が金銭的な負担が少ないですね。
お食事会に挙式がつくプランが人気
親族のみのお食事会をする人の中で人気なのが挙式付きのプランです。
お食事会の前にキリスト教式や神前式などの挙式を追加したプランで、お食事会ウェディングとも呼ばれます。
お食事会だけでは物足りない、ウェディングドレスを着てみたいという方にお勧めです。
ホテルや専門式場などの結婚式場や、式場と提携したレストランなどで行われています。
親族のみのお食事会、会場はどうやって探せばいいの?
親族のみのお食事会の会場は、もしお気に入りのレストランがある場合は直接問い合わせるのが一番早くて確実です。
例えば私は地元のホテルにあるクイーンアリスというレストランが好きなのですが、そこでも結婚式のお食事会ができるようです。
問い合わせてみると案外オーケーしてくれたりしますよ。
特に決まっていないときは式場検索サイトを使ってみる
食事会だけではなく挙式付のお食事会ウェディングをしたい場合やどのレストランがいいのかわからない場合、いくつかレストランを比べてみたい場合は、マイナビウェディングやぐるなびウェディングのサイトで探してみるのがお勧めです。
キャンペーンもいろいろあるので、お得なプランが効率よく探せますよ。
親族のみのお食事会はアットホームな雰囲気で人気
親族のみのお食事会は負担が少ない形で親戚へのお披露目の場を設けたい方へぴったりです。
ごひいきのレストランにお願いしても良いですし、挙式付きのプランが良い場合は、結婚式場も探してみましょう。
最近はお食事会結婚式のプランを用意している式場は多いですし、検索サイトで簡単に探すことができますよ。
お食事会の結婚式はアットホームな雰囲気なのでゲストからの満足度も高いです。
是非暖かい雰囲気の素敵な式にしてくださいね。