ブライダルフェアの式場見学に行ったら、皆さんはどんなところをチェックしますか。
挙式会場や披露宴会場など大きなところには目が行きますが、トイレなどの小さな部分は意外と見落としがちです。
ブライダルフェアで見落としがちなチェックポイントを3つまとめてみました。
後から後悔しないために、細かいところもしっかりチェックですよ。
ブライダルフェアで見落としがちなこんなところ
ブライダルフェアで見落としがちなポイントとしては、下の3つが挙げられるのではないでしょうか。
見落としがちなポイント
1、トイレ
2、エレベーター
3、喫煙ルーム
目に入ったらチェックしますが、積極的にこの3つをチェックしようとする人は少ないかもしれません。
しかしこの3つはゲストがよく使うところ、すなわちゲストの目に触れやすい所でもあります。
こういった細かいところに気配りがあると、ゲストの結婚式への評価も上がりますよ。
それでは順番に見ていきましょう。
1、トイレ
結婚式場の中でもトイレはとても大切です。
結婚式は長丁場なので、その分ゲストがトイレに行く機会も増えます。
ゲストがきっと訪れるであろう場所、「トイレ」。
ここは気が抜けませんよね。
※ちなみにこの記事中でのトイレは女子トイレの場合です。
男性はそこまでこだわらない傾向があるので、男性トイレの場合は女子トイレほど念入りにチェックしなくても大丈夫です。
広さは十分にあるか
トイレの広さは広いほど良いです。
ゲストが大勢いるのに、トイレが狭いと身動きが取りづらいです。
特に狭いトイレの場合、入り口の内開きのドアを開けると中の人にぶつかるという構造のトイレもありますよね。
正直そこまで狭いトイレは結婚式場では論外でしょう。
会場の規模に合わせた広さのトイレが理想です。
トイレの数は少なくない?
トイレの数が少ないと、トイレが混雑してしまうこともあります。
特に、待ち時間、歓談の時間などはトイレに行くゲストも多く混み合う傾向にあります。
行列になってなかなか順番が回ってこないと困ってしまいますよね。
トイレの適切な個数については諸説あると思いますが、個人的には4~5程あれば安心して大丈夫かと思います。
洗面台の数は3つ以上、もしくはパウダースペースがあると良い
結婚式のゲストの場合、お化粧や衣装を直したりで洗面台や鏡を使うことはよくあります。
場合によっては長い時間、洗面台を使うこともあります。
洗面台の数がたくさんあればいいのですが、例えば1個か2個しかないと化粧直しをするだけで洗面台をほぼ占領することになります。
すると、普通にトイレを利用した人が手を洗いにくくなってしまいます。
またお化粧直しをしてる人も、手を洗う人が来るたびに場所を譲ったりして気を使います。
こういう事態を避けるためにも、洗面台の数は3個以上あるか、別にパウダールームのような化粧直しができる場所を設けてあると良いでしょう。
温度は適温か
トイレが極端に寒くないか、暑くないかというのも大切ですよ。
以前私が参列した結婚式のトイレは今も印象に残っています。
トイレ自体は広くて よかったのですが、なぜかすごく寒いのです。
室内のトイレなのですが、換気のために窓を開けていたのかなと思います。
結婚式用の薄手のドレスだったので、カタカタと震えてしまうぐらい寒かったです。
結婚式自体は演出も豪華で素晴らしかったのですが、あの結婚式を思い出すとどうしても寒いトイレを思い出してしまいます。
全身が映せる鏡
全身が映せる鏡がトイレにあると便利ですね。
結婚式にはドレスアップしてくるので、全身の衣装の具合を確認するのに使えます。
裾がまくれていたり、ストッキングが電線していたりしたら気まずいですからね。
アメニティの有無
最近ではトイレにアメニティグッズを設置してあるところも増えてきました。
こういうトイレだと気が効いているなと感じます。
アメニティには色々種類がありますね。
主なものを下にまとめてみました。
主なトイレのアメニティ例
・あぶらとり紙
・ナプキン
・ハンドクリーム
・爪楊枝
・ウェットティッシュ
・汗拭きシート
・バンドエイド
・綿棒
結婚式場が用意していない場合でも、ゲストのために花嫁さんが自分で用意することもあります。
ついでに鏡にお洒落なメッセージを書いたり、お花でデコレーションしたり、装飾する人も多いですよ。
洗面台の所にゴミ箱があるか
お洒落なトイレには、個室に小さなゴミ箱しか備えていないところもあります。
しかしそれ以外のゴミも結構発生するものです。
例えば使い捨てコンタクトの容器とか薬の空き箱、鼻をかんだティッシュや包装紙など。
こういうゴミを捨てるために、わざわざトイレの個室に入るのは面倒なのですよね。
ちゃんと洗面台のところにもゴミ箱が置いてあるトイレだと、利用者のことをわかっているなと感じます。
トイレの場所が分かりやすいよう工夫されているか
トイレはそんなに目立たせるものではないかもしれませんが、あまり目立たないのも問題です。
トイレの場所はすぐにわかるように案内や掲示板が出ていると親切でしょう。
いちいちスタッフを探してトイレの場所を聞くのも大変ですしね。
披露宴会場からの距離
披露宴会場とトイレは近い方が良いでしょう。
トイレで席を外している間に、重要な演出が終わってしまったりしたら悲しいですからね。
ホテルなどの建物の規模が大きい式場の場合は、トイレが遠いこともあるので注意です。
掃除がきちんとされているか
掃除がきちんとされているかは大切です。
もちろんトイレが綺麗になるという理由もありますが、一番の理由は掃除がきちんとされているということは、
それだけこまめに目が行き届いているということだからです。
こまめに掃除がなされている管理体制の良いトイレであれば、落し物があったり、気分が悪くて倒れてる人がいてもすぐに見つけることができるでしょう。
鍵やドアの故障や、電球切れ、トイレットペーパー切れ、こういった事態にも素早く対応できますね。
以上トイレのチェックポイントでした。
私の場合は外出時には必ずトイレに行くので、チェックが厳しめかもしれません。
たまに素敵なトイレに出会うと凄い!と感動しますし、わりと記憶に残ります。
素敵なトイレだと、ゲストの印象もぐっと良くなりますね。
2、エレベーター
次はエレベーターを見ていきましょう。
エレベーターは式場見学の時に利用することも多いので、目に入りやすいと思います。
エレベーターの数
新郎新婦やゲストが利用できるエレベーターの数は、スムーズに移動できるかどうかに影響します。
数が多ければそれだけ混雑することなく移動することができます。
逆にエレベーターが1つしかないなど数が少ないと、ゲストが一斉に移動する際に混雑することが予想されます。
混み合うと移動にも時間がかかりますし、結婚式全体の運航にも支障が出てきます。
エレベーター内部の広さ
雑居ビルにある狭いサイズのエレベーターではなく、ホテルなどにある大きいサイズのエレベーターだと広々としていて良いです。
もちろん広いとそれだけ多くの人数を載せることができます。
また例えば演出などで使う大型の荷物(楽器など)を運び込むこともあります。
荷物の運搬も考えると、大きい荷物も運べるサイズが望ましいですね。
エレベーターホールの広さ
エレベーターを待つエレベーターホールが狭いと、帰り際などに混雑してしまいます。
エレベーターホールもある程度の広さがあると良いですね。
椅子がいくつかあると、さらに親切です。
エレベーターを待つ間、疲れた人が座ることができます。
建物の階数
エレベーターの待ち時間に関係してくるのが建物の階数です。
結婚式場の建物のが高ければ、エレベーターが移動するフロアも増えるのでそれだけ待ち時間は増えます。
大型のホテルの場合は、建物の階数があるので注意が必要です。
ただし、結婚式場専用のエレベーターなど特定のフロアだけを行き来するエレベーターを別に設けている場合は大丈夫です。
他の結婚式のゲストと共用?時間をずらす工夫はしている?
1日に数組の結婚式がある式場も多いです。
そうした式場は、エレベーターが共有のことが多いです。
フロア貸切でも、エレベーターは共有だったり。
ですので、別々の結婚式のゲストが同じエレベーターに乗り合わせることもあります。
結婚式同士で移動や帰りの時間がかぶってしまうと大変です。
混雑を避けるためにも、結婚式場側で時間帯をずらすなどの工夫をしているのかは聞いてみましょう。
新郎新婦がゲストと鉢合わせすることはある?
新郎新婦とゲストが同じエレベーターを利用していると、結婚式の開始前に鉢合わせすることがあります。
あまり気にしない花嫁さんもいますが、なかには結婚式開始前には姿を見られたくないという人もいます。
式場側でもそういったニーズを汲み取り、新郎新婦専用のエレベーターを設けているところもありますね。
エレベーターがない式場もありますが、ほとんどの結婚式場にはエレベーターは付いています。
(低層の建物でもバリアフリーのためについてることが多い)
結婚式の動線に関わるところなのでここもしっかりチェックしていきましょう。
3、喫煙ルーム
タバコを 吸うゲスト用に喫煙ルームや喫煙場所を設けてる結婚式場はたくさんあります。
タバコを吸うゲストや、タバコの煙が苦手なゲストのためにもきちんとチェックしましょう。
タバコの煙が披露宴会場やゲストの待合室まで来ないか
タバコの煙が苦手な人は、タバコの匂いにも敏感です。
特に食事中にはタバコの匂いを敬遠するゲストも多いです。
結婚式場が喫煙ルームを別に設けていたとしても、披露宴会場と近いと煙や匂いが会場に流れ込むことがあります。
換気の状態や、喫煙ルームの位置関係などを確認してみましょう。
自分は気にならなくても嫌なゲストもいる
タバコの煙は気になる人は、どうしても気になってしまいます。
この辺は人によりますが、もし自分が気にならなくても大勢のゲストのなかには必ずタバコの煙が気になる人もいます。
また妊娠中や、赤ちゃんを連れているゲストは、タバコの煙を避けたいものです。
様々な事情のゲストがいますので、ゲストの気持ちに寄り添って会場チェックをしてあげるのが良いでしょう。
喫煙ルームがわかりやすい場所にあったり、きちんとアナウンスされるか
せっかく喫煙所があっても、わかりにくい場所にあったり、アナウンスがされなかったりすると誰も使うことができません。
タバコを吸って一息したいのに喫煙所の場所がわからないためにタバコが吸えないのは残念です。
結婚式は長丁場なので、喫煙者の方に喫煙場所がわかりやすいように配慮がされているとよいでしょう。
タバコを吸うゲスト、タバコを吸わないゲストどちらも快適に過ごせる結婚式が理想ですね。
両者のゲストの立場に立って、しっかりと喫煙所、喫煙ルームも確認しましょう。
ブライダルフェアでは見落としやすいところもしっかりチェック
今回はブライダルフェアで見落としがちな3つの場所をご紹介しました。
細かいところに気を遣っている式場は、やはりほかの部分のサービスも素晴らしいです。
ぜひいくつかブライダルフェアに行って、細かいところもチェックしてみてください。
また、ブライダルフェアの予約にはゼクシィなどの結婚情報サイトがお勧めです。
費用の割引特典や、商品券、ポイントがもらえるキャンペーンもありますよ。
細かいところでもしっかり節約しながら、結婚式場を探していきましょう。