あまり公開されていないのですが、結婚式場には紹介制度というお得な制度があるんですよ。
紹介制度を使うと結婚式の費用が割引になってかなりお得に結婚式を挙げることができます。
大幅な節約になりますよ。
今回は4つの種類の紹介制度や、使える紹介制度の探し方、紹介制度の疑問点などを徹底的にまとめてみました。
式場の紹介制度って何?
紹介制度とは、企業や組織や人を通じて式場を紹介してもらうことで、費用を割引してもらう制度のことです。
いわゆるコネというやつですね。
不思議なことに直接行くよりもちょっと人を通したりするだけで費用がかなりお得になります。
紹介制度についてはあまり公にされていないので、存在を知らない人も多いですが、結構多くの式場が取り入れているようです。
ちなみに私が式を挙げた式場でも紹介制度はありました。
結婚式場を探し始めの段階って、あまり紹介制度について重要視していなかったりするのですが、個人的には紹介制度は絶対使ったほうがお得です。
使えるものはぜひ使っていきましょう。
紹介制度には主に4つの種類がある
紹介制度と一口に言っても、いくつか種類があります。
大きくは4つに分けることができます。順番に紹介していきましょう。
結婚式の紹介制度
1.企業、組織の紹介
2.ブライダル関連企業に勤めている社員
3.式場で式を挙げた人からの紹介
4.結婚情報サイトやブライダルカウンターの紹介
1.企業、組織の紹介
企業や特定の組織が、所属する人に対してのサービスとして結婚式の割引制度をもうけてることがあります。
企業や組織を通じて結婚式を行うと割引を受けられるんですね。
複数の企業や組織でグループを作り、そのグループに属している人が割引サービスを受けられるというシステムになってるところもあります。
どちらの場合も所属する人は、サービスとして割引してもらうことが可能です。
2.ブライダル関連企業に勤めている社員
ブライダル関連の企業に勤めてる人は、本人や親戚、知人などが結婚式を挙げる際に割引をしてもらえることがあります。
割引の対象となるのは、主に勤め先の関連の式場になります。
式場としても、身内ということもあり、割引額は大きく設定されている印象があります。
3.式場で式を挙げた人からの紹介
その式場で式を挙げたことのある先輩花嫁さんの紹介でも割引サービスは使えます。
対象となるのはその先輩花嫁さんが実際に式を挙げた式場、またはその式場の関連式場です。
周囲に既婚者が多い場合は、わりと探しやすいかもしれません。
4.結婚情報サイトやブライダルカウンターの紹介
マイナビウェディングなどの結婚情報サイトや、ブライダルカウンターの紹介を受けると割引をしてもらえる場合もあります。
こちらは、上に挙げたものよりも探しやすいので敷居が低いのではないでしょうか。
紹介制度使いたいけどコネがない、という場合にはこちらの方法を使うのがお勧めです。
紹介制度をお勧めする理由
紹介制度は使ったほうがお得です。というのもズバリ使うと割引がされてお得だからです。
紹介制度を使ったからといって、結婚式の内容が変わることはありません。
普通に契約した場合と同じです。
それだったら紹介制度を使って少しでも割引を受けたほうが良いと思います。
やはり結婚式費用は高額なので、初期の段階で節約するに越したことはありません。
結婚式の準備が進むにつれて、費用もだんだん上がってきますからね。
はじめに節約するのは結構大切です。
割引される額はどれぐらい?
紹介制度はお得だとしても実際はどれくらいお得なのでしょうか。
具体的に割引される額がどれぐらいなのかはかなり興味がありますよね。
紹介制度の具体的な内容は、あまり一般に公開されてはおらず、該当する人だけが見られるようになっていることが多いです。
ですので、私自身が扱える紹介制度やネット上の口コミなどを参考に割引額を推測してみました。
割引額の推測値
1.企業、組織の紹介
1~20%引き
2.ブライダル関連企業に勤めている社員の紹介
10~50%引き
3.式場で式を挙げた人からの紹介
1~20%引き
4.結婚情報サイトやブライダルカウンターの紹介
1~20%引き
口コミなどを見ていると、やはりブライダル関連企業の社員紹介の割引率は大きいようです。
使えるなら是非使いたいコネですね。
ちなみにそれぞれの割引額を図で表してみました。
●紹介制度の割引額の比較(推測値)
これは推測した値なので実際の割引額は異なる可能性があります。参考程度に見ておいてください。
どうやって紹介してもらえばいい?紹介制度の探し方
紹介制度はあったら利用したい制度ですが、実際にはどうやって紹介をしてもらえばいいのでしょうか。
紹介してもらう方法、探し方をいくつか調べてみました。
1.所属する会社組織の福利厚生やサービスを確認する
自分自身や彼氏、婚約者の所属する会社、組織のサービスの中で使えそうなものがないか確認してみましょう。
福利厚生サービスはあまりよく知らないよという方でも、探してみると意外に使えそうなものがあったりしますよ。
会社や組織のホームページなどに記載がないか見たり、人事部に確認してみることがお勧めです。
2.ブライダル関連企業に勤めている知人、親戚を探す
周囲の知人や親戚の中でブライダルの関連企業に勤めている人がいないかを探してみましょう。
直接結婚式場に勤めていなくても、
結婚式場を運営しているグループ企業に勤めていれば割引が受けられる
こともあります。
これは意外に見落としがちなのでチェックです。
3.周囲で結婚した友達、知人に聞いてみる
すでに結婚式を挙げた友人、知人などから紹介してもらうこともできます。
周りが結婚ラッシュだと探しやすかったりしますね。
既婚者の人にどこの式場で結婚式を挙げたのか聞いてみましょう。
実際に式を挙げた式場だけでなく、その式場の関連式場であれば割引が可能なこともあります。
同じ式場で挙げるのはちょっと、という場合でも関連式場で挙げるという手もありますね。
4.花嫁会に参加する
最近では花嫁会なるものがあるそうです。
結婚式を控えたプレ花嫁さんが集まって、結婚式に関する情報を共有しあったり、
新しく友達を作ったり、先輩花嫁さんの話を聞いたりする場です。
プレ花嫁会には、すでに結婚式を終えた卒花嫁さんも多く参加します。
卒花嫁さんとは、いわゆる先輩花嫁さんのことですね。
卒花嫁さんだったら挙式した会場を紹介してもらえるはず。
卒花嫁さんが大勢参加する花嫁会だったら、式場を効率よく探すことができそうです。
プレ花嫁さん、卒花嫁さんって?
・プレ花嫁さん
まだ結婚式を挙げていない、結婚式準備段階の花嫁さんのこと
・卒花嫁さん
すでに結婚式を挙げた花嫁さんのこと
4、結婚情報サイト、結婚相談カウンターを利用する
紹介制度の王道とも言えるやり方です。
また敷居が低く、ほとんど誰でも利用できるのが特徴です。
結婚情報サイトの場合はサイトに行って会員登録、
結婚相談カウンターの場合は実際にカウンターに行けば、制度が利用できます。
紹介される式場は、結婚情報サイトや結婚相談カウンターと提携を結んでいる式場に限定されます。
不定期のキャンペーンとして紹介制度がある場合もありますね。
このように紹介されるにはいくつか方法がありますね。
実際のコネが見つからない場合でも、結婚情報サイトや結婚相談カウンターなどを利用すれば割引が受けられそうです。
では次は紹介制度の疑問点についてみていきたいと思います。
紹介制度の疑問点
あまり紹介制度は公になっていない分、疑問に思うことも多いですよね。
紹介制度の疑問点、ここってどうなっているの?というところをまとめてみました。
紹介制度を伝えるタイミングは?
紹介制度を利用する場合に、式場側に伝えるタイミングはいつなのでしょうか。
本契約をすると一旦費用は決まってしまうので、タイミングは本契約の前が良いでしょう。
式場見学やブライダルフェアに行くと、大抵は最後に見積もりの話になります。
少なくともその前に紹介制度を利用する旨を伝えておくとスムーズに話が進むでしょう。
式場によっては初回の来場予約の際に伝えないと無効になるという条件をつけているところもあります。注意しましょう。
制度の併用はできないの?
いくつかの紹介制度が使える場合にそれを併用してもよいのでしょうか。
式場の割引制度のなかには、併用できるものと併用できないものがあります。
私が見てきた中で言うと、紹介制度は併用できないところが多い印象です。
併用ができるかどうか、併用できる場合はどの割引制度と併用できるのかというところはきちんと説明や記載があります。
確認してみましょう。
複数の紹介制度を使える場合はどれを優先すればいい?
使える紹介制度はいくつかある、だけど併用はできない、というときはどれを優先すれば良いのでしょうか。
これはやはり割引額が一番大きいものを優先すべきです。
そちらのほうがお得ですからね。
上でも書きましたが、紹介制度の割引額は下のようになっていると推測されます。となると額の大きい方から優先していけば良いですね。
●紹介制度の割引額の比較(推測値)
もちろんこれは推測した値なので、実際にはお手元の紹介制度の額を比較して選択してください。
紹介制度を利用してお得に結婚式を挙げる!
結婚式の紹介制度。意外と知らない方も多かったかもしれませんが、かなりお得な制度です。
ぜひ活用していきましょう。
記事の中でご紹介した結婚情報サイトですが、有名なサイトだとこの辺りになります。
・ハナユメ
・マイナビウェディング
・ぐるなびウェディング
・楽天ウェデング
・ゼクシィなど
式場の紹介だけでなく、式場を検索したりブライダルフェアの内容をチェックしたりといろいろ便利に使うことができます。
ぜひ式場探しに活用してみてくださいね。