ゲストハウスとホテル、どちらで結婚式をあげようか比較して悩む花嫁さんが多いようです。
両方とも人気の種類の式場ですからね。
今回はゲストハウスとホテルの違いや特徴を徹底的にまとめてみました。
式場探し中の花嫁さん必見です。
INDEX
ゲストハウスとホテルの特徴って?
まずは2つの特徴を比較してみましょう。
ゲストハウスの特徴
ゲストハウスの特徴は、邸宅型、貸し切りというところです。
またホテルと比較すると、ゲストハウスは結婚式専門の施設という特徴があります。
ゲストハウスのブームが始まったのが2000年代ということもあり、ほとんどのゲストハウスは新しいです。
新しく開店する結婚式場をみても、ゲストハウスの割合が高いですね。
【ゲストハウスの特徴】
・邸宅型ウェディング
・貸切
・結婚式専門の施設
・新しい
ホテルウェディングの特徴
ホテルウェディングの特徴は、格式高い雰囲気や宿泊施設などの設備が整っているということです。
また有名なシェフを迎えたりと料理にも力を入れていることが多いです。
個人的には、ホテルウェディングはバランスの取れた式場だと思います。
親世代でも、ホテルで結婚式を挙げたという方は多く、年配ゲストのウケが良いのはホテルです。
また遠方から参加するゲストが多い場合も、宿泊施設があるホテルウェディングは喜ばれますね。
【ホテルウェディングの特徴】
・格式高い雰囲気
・宿泊施設などの設備が整っている
・年配ゲストからの信頼がある
・料理のレベルが高い
それぞれの費用はどれくらい?
式場を決める際に大きなポイントとなるのは費用です。
ゲストハウスとホテル両者の平均費用を比べてみました。
ゼクシィ結婚トレンド調査によると、ホテルウエディングが平均404.2万円、ゲストハウスが平均451.9万円という結果になりました。
●平均費用の比較
【平均費用の比較】
ホテルウエディング:404.2万円
ゲストハウス:451.9万円
ゲストハウスの方が平均費用が高いですね。
ゲストハウスは一日一組限定だったりと挙式件数が少ない分、1件あたりの費用が高くなる傾向があります。
挙式件数の違いは?
挙式件数の違いも気になりますね。
こちらもアンケート(ゼクシィ結婚トレンド調査2016調べ)で調べてみました。
●挙式件数の割合(全データ数:810件)
【挙式件数の割合(全データ数:810件)】
ホテルウエディング:30.5パーセント(247件)
ゲストハウス:15.3パーセント(123件)
ホテルウエディングの方が挙式件数は多いですね。
貸切タイプのゲストハウスと違って、ホテルウエディングは一日に何組もの挙式もあるので件数が多くなる傾向にあります。
過去5年を振り返ってみても、ホテルウエディングの挙式件数は多いです。
結婚式場を選んだ決め手は?
結婚式場を選んだ決め手になったもの、これは人それぞれ違うところです。
先輩花嫁さん達が結婚式場を選んだ決め手は何だったのか、当ブログで独自に調査してみました。
●ゲストハウスを選んだ決め手は何ですか?
【ゲストハウスを選んだ決め手は何ですか?】
・丸ごと貸切できる、他とバッティングしない:55%
・アットホームな感じが良い:17%
・総合的な雰囲気が自分たちに合っている:11%
・庭がついている:6%
・会場がおしゃれ、豪華:4%
・広い披露宴会場:2%
・たまたま気に入った:2%
・開放感がある:2%
当サイト調べ(参考にしたデータ件数:47件)
●ホテルウェディングを選んだ決め手は何ですか?
【ホテルウェディングを選んだ決め手は何ですか?】
・宿泊ができる:26.3%
・ゲストをしっかりおもてなししたい:20.1%
・交通の便が良い、式場内の移動が楽:14.9%
・料理が美味しい:11.4%
・格式の高い雰囲気:7.8%
・設備が整っている:5.2%
・親や親戚の希望、推薦:4.3%
・たまたま気に入ったから:3.5%
・結婚後も利用することができる:2.6%
・小さい頃からの憧れ:1.7%
・安心感がある:1.7%
当サイト調べ 参考にしたデータ件数:114
こうして並べてみるとそれぞれを選ぶ理由が分かれますね。
例えばプライベートを大切にしたいのであればゲストハウス、遠方ゲストが多いのであればホテルというように、自分たちの考え方やゲストによって式場の種類は絞られそうです。
ゲストハウスとホテルウェディングの歴史
2つの式場の歴史についても調べてみました。
上にも少し書きましたが、ゲストハウスの歴史はわりと新しいです。
一方ホテルウェディングはどうなのでしょうか。
順番に見ていきましょう。
ゲストハウスの歴史
自由でオリジナル性のある結婚式がしたい、他の結婚式とのバッティングは避けたい、などの要望から生まれてきたのがゲストハウスです。
自由でプライベート感のある新しい結婚式場は、たちまち人気を集め2000年代から大ブームを引き起こしました。
ちなみに、ゲストハウスのブームはブライダル業界にとってもメリットが大きいです。
少子化や節約ブームの影響で結婚式の挙式件数が減少する中、結婚式の一件当たりの単価が高いゲストハウスは、まさに希望の光です。
上で書いた費用を見てみてもゲストハウスは、平均費用が高く出ていましたね。
個人的にはゲストハウスのように、付加価値をつけることで単価を上げるタイプの式場は今後もたくさん出てくると思います。
ホテルウェディングの歴史
ホテルウエディングが出来たのは1970年代から、そしてホテルウェディングのブームは1980年代後半から1990年代位です。
ホテルウェディングが浸透していった背景にはバブル崩壊が影響しています。
バブルが崩壊しそれまで会社の宴会場として需要のあった大ホールが利用されなくなったため、個人の結婚式会場として利用に活路を見出されました。
新郎新婦から見ても、格式高い雰囲気のホテルウエディングは結婚式に特別感を与えてくれますし、宿泊施設などの設備も整っているので便利です。
ホテルウエディングは瞬く間に浸透し、今でも変わらぬ人気を誇っていますね。
外観で比較してみる
両者の違いがよく現れるのが外観ではないかと思います。
外観を最重視する人は少ないと思いますが、比較してみましょう。
ホテルの外観
まずホテルの場合は、ホテルの建物に組み込まれていることが多いので外観はビルです。
ただし中にはホテルの敷地内に独立したチャペルや式場を建ててるところもありますね。
ゲストハウスの外観
一方ゲストハウスの外観は式場によって様々です。
お城のようなものもあれば、貴族の邸宅、レンガの倉庫など個性豊かです。
個人的にはゲストハウスの外観は見ていて面白いなぁと思います。
今後ゲストハウスとホテルの違いは縮まっていくと思う
互いに特徴のあるゲストハウスとホテルですが、個人的にこの2つの差は今後縮まっていくのではないかという気がします。
ゲストハウス風のホテル(フロア貸切が出来る)というのもありますし、ホテルと連携して宿泊施設を提供するゲストハウスもあります。
色々とサービスも多様化しているんですね。
2000年代に、ゲストハウスという新しい種類の式場が誕生したように、今後この2つの良いところを兼ね備えた新しい種類の式場が生まれるかもしれません。
楽しみですね。
自分やゲストにあった式場を選ぼう
ゲストハウスとホテル、どちらが良いかということは、お二人自身やゲストの顔ぶれによっても違ってきます。
それぞれの特徴を考えて、自分たちやゲストにあった式場を選びましょう。
選ぶときには、ゆずれないポイントを先に決めてから選ぶと良いですよ。