憧れのウェディングドレス。
結婚式にはお気に入りのドレスを着たいものです。
ですが実はドレスは結婚式費用の中でもあとから金額がアップしやすい項目です。
値上がりを気にせず好きなドレスを着るためにも、最初のドレスの見積もりでチェックすべきことをまとめてみました。
最低限ここだけはチェック!ですよ。
INDEX
ドレスの金額は後から上がることが多い
結婚式の費用は初めに目安の見積もりを作成し、そのあと打ち合わせで最終的な費用を決定しで行きます。
そのため初めの見積もりから費用が上がることが大半なのですが、その中でもドレスは値上がりしやすい項目です。
60パーセントの人がドレスの金額がアップ
先輩花嫁さんのアンケート調査によると、約60パーセントの人がドレスの金額が初期見積りよりアップしたという結果になりました。(ゼクシィ結婚トレンド調査)
半分以上ですね。
私の場合もドレスは後から25万円ほどアップしました。
なぜあとからドレスの費用は上がるの?
どうしてドレスの費用は後から上がりやすいのでしょうか。
答えは初期見積りの中にあります。
実は初期の見積もりは安く見せるために、いくつか工夫がしてあるのです。
そしていざ蓋を開けてみると想定していた内容と違うので費用を上げざるを得ない・・・このことは結婚式の見積もりを見慣れていないと気づきにくいです。
そんな初期見積りの落とし穴について細かく見ていきましょう。
初期見積りに隠された落とし穴〜ドレスの金額が後から上がる理由〜
初期見積りは安いけれど、その後大幅に値上がりした!とならないために、見積もりによくありがちな落とし穴をリストアップしてみました。
細かく見ていきましょう。
選べるドレスが少ない
ドレスショップにはさまざまな価格帯のドレスがありますが、見積もりに書かれる費用はその中でも最低限の値段だったりします。
例えば、100万円から10万円までの価格帯がある場合、見積もりに記載されるのはおそらく10~15万円になります。
そのお店にある最低価格のドレスとなると種類も限定されてくるでしょう。
たくさんのドレスがあるのにあなたの選べるドレスはこれだけですよ、という状況になります。
作りが安っぽいこともある
費用が安いドレスの場合、作りが安っぽいこともあります。
縫製が甘かったり、素材がペラペラだったり、デザインが古かったり等々。
実際にドレスショップに行ってみてみると、あれ思ったのと違ったということもあるようです。
一着だけの値段だった
お色直しをする予定だったのに、見積もりには1着分の値段しか記載されていないということもあります。
もう1着衣装を追加すると、衣装代が倍額になってしまいます。
見積もりをしっかり見ていれば防げますが、初めてだと見落としがちです。
見積もりより高いドレスを見せられる
ドレスショップに行くと見積もりの費用よりも高いドレスを見せられますし、試着もできます。
実際に比べてみると費用が高いドレスはやはり魅力的です。
不思議なもので高いドレスを一度気に入ってしまうとほとんどの人はそのまま高い方のドレスを選択します。
(某式場スタッフさん談)
結婚式なのだから、という気持ちも働くのでしょうね。
見積もりを安くして後から高いものを勧めるというやり方です。
あとから見積もりが上がらないために|ドレス選びではじめにチェックすべきこと
このように初期の見積もりにはいくつか落とし穴があります。
あとから費用が上がって予算オーバーとならないために、はじめに見積もりでチェックするべきところをまとめてみました。
- 見積もりに記載されている費用の内訳をしっかり把握する
- 費用内で選べるドレスの写真を見せてもらう
- 平均費用と比べて安すぎないかチェックする
- 持ち込みも検討する
それでは順に見ていきましょう
見積もりに記載されているドレス金額の内訳をしっかり把握する
見積もりに記載されている費用には何が含まれているのか、内訳をしっかり把握するのが大切です。
ドレスだけの値段なのか、ドレスに小物や靴、下着、アクセサリーがつくのか、また試着にはお金がかかるのかなど細かいところもよく確認しましょう。
・グローブやハンカチなどの小物、アクセサリー、靴、下着などは費用に含まれるのか
・試着にお金は必要か
・着付け費用は含まれているか
など
プランの金額内で選べるドレスの写真を見せてもらう
見積もりに記載されている費用内で選べるドレスの写真を本契約前に見せてもらいましょう。
実際に気に入るドレスがその中にあるか確認します。
ちなみに契約後にドレスの費用について異議を申し立てても受け入れてもらえないことが多いです。
必ず契約前に、衣装の写真を見せてもらうようにしましょう。
ドレスの平均費用相場と比べて安すぎないかチェックする
平均費用は見積もりをチェックする時に便利です。
ゼクシィ結婚トレンド調査によるとウェディングドレス1枚当たりの平均費用は26万円になります。
平均費用と比べて安すぎる場合、本当にお得な店のこともありますが、見積もりだけ安く見せて実際は高いドレスを勧めるところもあります。
平均と比べて安すぎる場合は、理由を聞いてみると良いでしょう。
もし納得できる理由があれば、そこは良心的でお得なお店と言えます。
ドレスの持ち込みも検討する
ドレスは持ち込みによって大きく節約できる項目です。
結婚式場が紹介するドレスの相場は高いですが、自分で探すと10万以下で揃えることもできます。
持ち込みをする場合は、契約前に持ち込む旨を式場に伝えるとスムーズです。
おすすめの値段が安いドレスショップ
ドレスを持ち込むのなら、値段が安く種類が豊富なお店が良いでしょう。
オススメの店を紹介します。
都民共済
都民共済の福利厚生サービスとして利用できるドレスレンタルです。
共済の会員になる必要がありますが、かなり安くドレスを借りられるため十分元は取れるはずです。
TIG Dress
筆者の友人が結婚式の時に利用したドレスショップです。
かなり安くドレスが借りられます。
実際友人の結婚式でドレスを見ましたが、とても綺麗で高そうに見えました。
種類も豊富で小物もセットで付いてくるのでお得です。
式場見学前にドレスの見積もりをチェックして行こう!
見積もりは式場見学やブライダルフェアに行くともらえますが、実は足を運ばなくてもおおよその見積額をチェックする方法があります。
費用目安を載せている式場検索サイトはいくつかありますが、その中でもマイナビウェディングは項目ごとの見積もりがチェックできるので便利です。
気に入った式場を見つけたらあらかじめ費用をチェックしておくと、費用交渉、持ち込み交渉もスムーズですよ。
商品券がもらえるキャンペーンもお見逃しなく
例えばマイナビウェディングでは、式場探しで数万円分の商品券がもらえます。
見積もりをチェックする中で良さそうな式場を見つけたら、早速予約してブライダルフェアに行ってみましょう。
式場見学やブライダルフェアに行くだけで数万円分の商品券をゲットできるのでお手軽です。
筆者も式場探しの時にこうしたキャンペーンを利用していくつか商品券をもらっていました。
▼商品券がもらえるキャンペーン詳細をチェック
見積もりをしっかりチェックして現実に近い費用を把握しよう
後から費用が膨れ上がりやすいドレスは、しっかりチェックすることで値上がりを防ぐこともできます。
ご紹介したポイントをぜひチェックしてみてくださいね。
ウェディングドレスは女性の憧れだと思います。
満足のいく値段で素敵なドレスに巡り会えるよう、ぜひいろいろな式場を見学してみてください。