結婚式場に行くともらえる費用の見積書。
項目が多いので、分かりにくいですが、結婚式において費用はとても大切です。
必ず初めにチェックしましょう。
見積もりをチェックするポイントをわかりやすくまとめてみました。
式場の契約前に是非目を通してみてください。
INDEX
結婚式は初期の見積もりはあまりあてにならない
結婚式の初期の見積もり(ブライダルフェアや式場見学で渡される見積もりのこと)は実はあまりあてになりません。
というのも、書かれている内容が最低限のことが多いからです。
そのため実際に式場との打ち合わせを進めて行くと、見積もりから費用がアップしたという人が大半です。
8割の人が初期の見積もりから金額アップ
先輩花嫁さんのアンケート調査によると、初めの見積もりから80パーセントの人が費用が上がったと答えています。
(ゼクシィ結婚トレンド調査2,017調べ)
さらに、見積もりより上がった金額の平均は110.9万円です。
結構値上がりしますね。
なかには200万円以上費用が上がってしまった!という先輩花嫁さんもいます。
特に上がりやすい項目って何?
見積もりの中で特に費用が上がりやすい項目は何でしょうか?
こちらも先輩花嫁さんのアンケートを見てみましょう。
見積もりより金額が上がった項目を聞いてみると、上位に料理、衣装、写真・ビデオが挙げられました。
初期見積もりより費用が上がった項目
1位 料理:68パーセント
2位 衣装:60パーセント
3位 写真、ビデオ:54パーセント
4位 装花:47.9パーセント
5位 飲み物:37パーセント
特に上位3つに関しては半分以上の人が値上がりをしたと答えています。
元々の費用の高い項目でもありますし、節約するには要チェックの項目と言えそうですね。
項目別!見積もりではここをチェック
見積もりはいくつかの項目別に分かれていますが、特にチェックしたい主な項目をリストアップしてみました。
- 料理
- ドレス
- 写真、ビデオ
- ドリンク、飲み物
- 引き出物
後から費用が上がりやすい項目達ですね。
それでは順番に見ていきましょう。
料理
まず料理です。
見積もりから値上げする項目ナンバーワンですね。
初期見積りで一番下のコースが選択されている場合、まず間違いなく費用アップする項目です。
見積もりを見るときは、見積もりのコースの内容、品数、レベルを確認するとよいでしょう。
チェックポイント
- 見積もりのコースのレベル(中から上が好ましい)
- 料理の素材
- 料理の品数
できたら試食させてもらうのが一番ですが、難しい場合は料理の写真を見せてもらうと良いでしょう。
ドレス
衣装もまた値上がりしやすい項目です。
やはり衣装にはこだわりを持っている花嫁さんが多いため、金額もアップしてしまいがちです。
衣装の見積もりを見るときは、平均費用との比較やその見積もり内でどんなドレスが選べるかをチェックすると良いでしょう。
チェックポイント
- 見積もりに記載されている内訳を把握する(小物やドレス、下着は含まれるのか、試着にお金は必要かなど)
- 見積もり内で選べるドレスの写真を見せてもらう
- 平均費用との差額
経験上おそらく衣装は持ち込みを検討しない限り、あとから値上がりしてしまうと思います。
あらかじめ余裕を持って式場の見積もり額+10万ほどで計算しておくと良いでしょう。
写真、映像
せっかくの結婚式。
思い出は綺麗に保存しておきたいもの。
写真やビデオもこだわり出すとどんどん値段が高くなる項目です。
写真用ビデオは式場ごとの詳細なオプションもあり、見積もりを見るのが難しいこともあります。
最低限下のチェックポイントを確認するとよいでしょう。
チェックポイント
- 撮影枚数
- データの受け渡しの形式
- 撮影の開始時間と終了時間
- 集合写真は費用に含まれているか
- スタジオやフォトスポットは別に料金がかかるか
写真は映像はやはりしっかり残したいので、費用が高くなりがちです。
どうしても予算オーバーしてしまう場合は、フリーカメラマンの持ち込みも検討してみると良いでしょう。
ドリンク、飲み物
結婚式のドリンクや飲み物の見積もりは、結婚式場によっては後から上がる場合があります。
初めの見積もりでは何を気をつければ良いのか、見てみましょう。
チェックポイント
- 飲み放題の場合は飲み物の種類
- ウェルカムドリンクが含まれているか
- 無料のお茶などの提供はあるか
無料のお茶などを提供してもらえる場合は、ウェルカムドリンクの代わりになりますし、節約にもなります。
式場によって対応が違うのですが、気になる場合はスタッフに聞いてみましょう。
引き出物
引き出物はゲストの人数さえ分かれば予め費用が計算できる項目です。
地域によって引き出物の相場や品数は異なってきますので、自分やお相手の地元や結婚式の開催地にあわせて計算してみましょう。
地域ごとの相場は下の記事に詳しくまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
チェックすること
- 世帯数はゲスト人数の何割で計算しているか?
- 引き出物の品数はいくつ?
- 送りわけを考慮している?
見積もりの中の主な項目について、チェックするポイントをまとめてみました。
特に料理、衣装、写真は上がりやすい項目です。
予算オーバーしないためにも、見積もりは初めの段階でしっかり確認です。
初期見積りでは省略されていることが多い細かいところもチェック!
つぎに初めの見積もりでは省略されていることの多い項目を紹介します。
結婚式は細かな所にも費用がかかってくるのですが、最初の見積もりでは省略されていることも多いのです。
例えばお手塗りとか、プチギフトなど。
ちりもつもれば・・・であとからどんどん追加していくとやはり金額は上がっていってしまいます。
こちらの記事では、初めの見積もりでチェックできるよう、省略されがちな細かい項目をまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
自宅で見れる!事前に式場の見積もりを見てみよう
見積もりは結婚式場見学やブライダルフェアに行くともらえますが、忙しいと中々行けませんよね。
ほかの式場と比較するためにわざわざ出向くのも大変です。
ゼクシィなどの結婚式場検索サイトでは、それぞれの式場の見積もり目安を確認できます。
特にオススメがマイナビウェディングで、見積もりの項目が詳細に見られます。
見学に行く予定の式場でも、見学前にいちど見積もりを確認してから行くと良いですよ。
費用の交渉がしやすくなります。
▼気になる式場の見積もりをチェックしてみよう
見積もりは必ずほかの式場と比較する
結婚式場の費用を見る時の注意として、必ずほかの式場と比較しましょう。
いくつかの見積もりを見てるうちに、費用相場が分かってくるので、ここはやけに高いとか、クオリティーが高いのに費用は安い!などが分かるようになってきます。
ほかの式場の見積もりと比較すると割引してもらえることも
ほかの式場の見積もりをブライダルフェアや式場見学に持っていくと費用交渉がしやすくなります。
なるべく費用が安い式場の見積もりをブライダルフェアに持っていき
というとまず間違いなく割引をしてくれるでしょう。
結婚式場にしても割引をすることで成約できればよいですし、私たちも割引をされれば嬉しいです。
両方にメリットがありますね。
ほかの式場の見積もりは実際に行ってもらってくるのが良いですが、難しければマイナビウェディングなどの式場検索サイトの見積もりシミュレーションでもよいでしょう。
結婚式の見積もりは必ずチェックしよう!
結婚式の費用はとても高額ですし、はじめに見積もりを確認することはとても大切です。
ぜひお伝えしたチェックポイントをもとに見積もりを見てみてください。
また見積もりは費用を確認するだけではなく、ほかの式場との値段交渉に使える優れものです。
ぜひもらったら大切に(?)してくださいね。