結婚式準備の体験談を見ていると、結婚式場と揉めたという話がちらほら出てきます。
意思疎通がうまくいかない、強引な営業、内金が返金されないなどなど様々なケースがあります。
結婚式場と揉めてしまった時はどうすれば良いのか、解決策をまとめてみました。
INDEX
式場と揉めた場合は、消費生活センターに行くべし
式場と揉めた場合には、話し合いをしたり親に相談したりなどいろいろな対応方法がありますが、特に効果的なのは消費生活センター(通称消費センター)に相談することです。
親に相談した後、親が消費生活センターに相談するというケースも多いようです。
先輩花嫁さんの体験談などを見てもやっぱり消費生活センターは頼もしいと感じます。
消費生活センターに行くと何をしてもらえる?
消費生活センターに行くとしてもらえる事は具体的に下の3つです。
消費生活センターでしてもらえること
1、専門家のアドバイス
2、過去の事例の紹介
3、悪質な式場の業務指導
順番に見ていきましょう。
1、専門家のアドバイス
消費生活センターに在籍している専門家から具体的なアドバイスが受けられます。
中には消費生活センターの方が動いて式場と話をつけてくれる場合もあります。
結婚式場と揉めたとしても、私たち消費者はあまり知識もなく弱い立場です。
専門家の方が後ろについてくれるだけで、かなり安心することができます。
2、過去の事例の紹介
過去の式場と揉めた事例などを紹介してもらえます。
似たようなケースや、同じ式場の事例などがあると、参考になるでしょう。
消費生活センターには相談する人も多いので、豊富な過去の事例があります。
3、悪質な式場の業務指導
お客さんとの揉め事を繰り返しているなど、業務に問題があると思われる式場は指導が入ることがあります。
強引な営業をしたり、お客さんにしっかり説明をしないなどの場合ですね。
規制をかけることができるというのは、公的機関の強みです。
式場と揉めた事例、体験談
結婚式場と揉めた実際の事例を見てみましょう。
ブライダルフェアに参加したら、「本日決めれば割引します」と言われて長時間の営業を受けた。
仕方がないので申し込み金10万円を払って契約をしてしまった。
後日、想定していた内容と違うのでキャンセルを伝えると申込金は変換できないと言われた。
仮契約からいつの間にか本契約に移行がされていた。
キャンセルしようとすると、キャンセル料を請求された。
仮契約から自動的に本契約に移行する旨や、キャンセル料に関しての事前の説明はなかった。
強引な営業や、契約内容に対する説明不足などからトラブルが多発しています。
これらのトラブルは他人事ではなく、自分の身にもふりかかる可能性のあるものです。
結婚式場と揉める理由には何があるの?
結婚式場と揉めるケースでは何が原因となるのでしょうか。
消費生活センターの調査によると、ある一つの原因が浮かび上がってきました。
意思の疎通がうまくいっていない場合が多い
式場と揉めるケースでは、意思の疎通がうまくいっていない場合が多いです。
そのため後からそんなつもりではなかった、話と違うということでもめてしまいがちです。
意思の疎通が上手くいかずに揉めるケースが多いことに着目して、消費生活センターでは
「顧客にしっかり説明、情報提供を行うこと」
と式場に改善を促しています。
また私たちも、以下のことに注意するとよいでしょう。
式場と揉めないために気をつけること
・すぐに契約を結ばない
・契約を結ぶときは、契約の成立時期、キャンセル料の発生時期、金額、キャンセル料の内訳などをしっかり確認する
・不明なところがあれば明らかになるまで質問する
基本的な事かもしれませんが、強引な営業を受けたり、テンションが上がっていたりすると、冷静な判断が出来ないことがあります。
しっかり気を引き締めていきましょう。
式場と揉めたくないがこのままだと不満、どうすればいいの?
中には長い付き合いとなる式場もありますし、なるべくなら式場とは揉めたくないものです。
しかし、不満があっても我慢し続けるというのも辛いものですね。
このような場合どうしたらいいのでしょうか。
式場と話し合い不満を伝えることが大切
式場と揉める原因となるのは意思疎通がうまくできないことが大きいです。
不満があっても黙っているだけだと、いざ揉めた時にことが大きくなります。
その前にきちんと話し合いの場を持ちましょう。
担当のスタッフでは役不足だと感じるのであれば、そのスタッフの上司も交えて話をするとよいでしょう。
また話し合いをする前に、自分たちの希望、要望を明確にしておくことが大切です。
まとめ/式場と揉めた場合は消費生活センターへ
結婚式場と揉めたしまった場合に、良い対応策は消費生活センターに行くことです。
専門家の力を借りましょう。
また普段から揉めないように、意思疎通を図ることも大切です。
式場と揉めずに、結婚式準備に、全力を注げるように疑問点があったら質問し、不満なことがあったら伝えましょう。