式場探しの時にまず迷うのが、どの会場にするかではないでしょうか。
会場を選ぶ大きな指針は広さです。
招待予定のゲストに合わせた広さを選びましょう。
今回はゲストの人数にあった広さの会場の選び方についてまとめてみました。
INDEX
ゲストの人数にあう会場の広さってどれくらい?
結婚式場の会場には目安として最大収容人数〇〇人と記載されています。
この最大収容人数が、広さを選ぶポイントとなるのですが、ぱっとイメージが湧きにくいと思います。
最大までゲストを呼んで良いのか、それとも少し余裕を持たせなければいけないのかこの辺がわかりにくいですね。
この疑問に答えるために、最大収容人数を考えるときに気を付けることを2つご紹介します。
1.当日会場にいるスタッフも数に入れておく
分かりにくかったので、式場のスタッフさんに聞いてみたところ、最大収容人数はゲストと当日のスタッフの数を合わせて考えると丁度良いとの事でした。
やはり、最大収容人数ギリギリまでゲストを入れて、その中をスタッフが歩き回ると窮屈になってしまうそうです。
結婚式当日の会場のスタッフは結構大勢いるんですよね。
ゲストの人数が多ければそれに比例してスタッフさんも多くなります。
ですので、スタッフさんが動き回っても狭くならないように余裕を持った人数調整が大切です。
2.人数が増えることも想定しておく
結婚式場の会場を決める段階での招待予定ゲストの数は、おそらくざっくりしたものではないでしょうか。
実際に招待状を送る段階になると、
予定していた数より多くなったり少なくなったりすることはざらにあります。
予定していた数より多くなってしまうと、改めて人数を調整したり、広い会場に変更したりなど大変です。
初めから最大収容人数一杯の会場を選ぶのではなく、ある程度人数が増えることも想定しておきましょう。
理想的なのは最大収容人数ー20人から30人くらい
会場のスタッフの数や、あとから人数が増えることを考えると最大収容人数からマイナス20人から30人くらいのゲストの数が適切でしょう。
例えば、90人のお部屋なら60人から70人くらいで見ておけば後から人数が増えたとしても対応ができます。
結婚式場を決める段階では、実際の結婚式は半年から1年以上先ということが多いです。
その時になってみないとわからないこともあるので、あらかじめ余裕のある広さの会場を選んでおくことが大切です。
ゲストの人数より会場が広すぎる、どうしたら良い?
想定していたよりもゲストの数が減ってしまうというのはよくあることです。
会場が広すぎると、寂しい感じになってしまうのではと心配する花嫁さんも多いです。
会場が広すぎる場合にできる工夫をまとめてみました。
いろいろと工夫の仕方はあるんですよ。
ちょっと会場が広すぎたかも。
さみしい感じになっちゃうかな
演出やスピーチ用にスペースを空ける
披露宴の中の演出やスピーチ用に大きくスペースをとると広い会場がそれほど目立ちません。
またすべてのゲストから演出やスピーチがよく見えるようになります。
レイアウトを変更するだけの工夫で済むので、プランナーさんに相談してみると良いでしょう。
デザートビュッフェやドリンクスペースを作る
広い空間の空いたスペースを利用してデザートビュッフェやドリンクスペースを作るととても華やかになります。
ゲストの人も喜んでくれますよ。
デザートビュッフェの場合は特に女性やお子様に人気があります。
装飾品を置く
少し大きめの装飾品をおくという手もあります。
例えばソファーを置いたり、バルーンで飾り付けたりなど。
会場を飾りながら、空間を上手く埋めてゆくことができます。
このように会場が広くてもいくつか工夫することで、寂しくないようにできます。
レイアウトを変えるだけでも結構見た目が違うものです。
プランナーさんと相談してみると良いでしょう。
その式場ならではの良いアイデアがあるかもしれません。
ゲストの人数に対して会場が狭すぎる、どうすれば?
逆に予想よりも人数が増えてしまって会場が狭すぎるというお悩みもよく耳にします。
会場が狭いと、圧迫感を感じますし、ゲスト同士の椅子がぶつかってしまうこともあります。
また裾が大きく広がったドレスを着ている花嫁さんは、テーブルラウンド時の移動が大変になってしまうかもしれません。
会場が狭いと困ることの例
・テーブルラウンドなどの移動が大変
・圧迫感がある
・必要な数だけテーブルが入らないことも
会場が狭い場合は、レイアウトの変更で対応するのは少し難しいです。
順に可能な対応策をご紹介していきます。
広い会場に変更してもらう
同じ式場内にもっと広い会場があれば、そちらに変更してもらうのが一番です。
プランナーさんに相談して空きがないか確認してもらいましょう。
変更料や追加の費用はかかるのかも合わせてちゃんと聞いておくとよいでしょう。
ゲストの人数を調整する
数人だけオーバーというときには思い切ってゲストの人数を調整しても良いでしょう。
この時によく新郎側のゲストを調整するか、新婦側のゲストを調整するかで対立することがあります。
しっかり話し合って公平になるよう調整していきましょう。
会場を選ぶ時は、広さにゆとりを持っておくのがオススメ
会場が広すぎる場合と狭すぎる場合のそれぞれの対応策をご紹介しました。
会場が広い場合はレイアウトなどいろいろ工夫ができますが、狭い場合は人数の調整や会場の変更など負担が大きい対応になってしまいます。
このことから考えても、会場を選ぶ際は少し余裕を持って広い会場を選んだほうが後々何かあっても対応がしやすいです。
上にも書きましたが、最大収容人数-20人から30人を目安に選んでいくと良いでしょう。
式場の種類によって会場の広さは違うの?
会場の広さはそれぞれの結婚式場によりますが、式場の種類によって多い会場の広さがあります。
例えばレストランウェディングであれば少人数から中人数向けの会場が多く、
ホテルやゲストハウスなどは100人越えの大会場も多くあります。
例外もありますが、式場の種類ごとの広さの傾向に注目して探してみてもよいでしょう。
ホテル | 少~大人数向け |
専門式場 | 少~大人数向け |
ゲストハウス | 中~大人数向け |
レストラン | 少~中人数向け |
まとめ/ゲストの人数より余裕を持った会場にしよう
会場の広さは始めに決めるところなので、しっかりと知識を持って選んでいきたいですよね。
ゲストの人数よりも多い最大収容人数の会場を選ぶのがコツです。
そこさえクリアしていれば、あとはお好きな雰囲気の会場を選んでいきましょう。